「精神科は今日も、やりたい放題」を読んでみた

「精神科は今日も、やりたい放題」。本屋で偶然見つけて購入してみました。

価格は700円。税別。文庫としては多少高めですが専門書としては購入しやすい値段です。

内容としては一般の方だけでなく医療関係者も読んだほうがいい内容になっています。

精神科を受診しようと思っている人や子供を受診させようと考えている親はぜひ読んで受診するか考えてほしいです。

ADHDなどの学習障害や強迫性障害、気分障害であるうつ病、PTSD,摂食障害、統合失調症などについて書かれています。

私が学生の頃、「うつは心の風邪」というキャンペーンが流行りそこから精神科を受診する方の敷居が低くなりました。内科の医師に精神科というのは意思疎通ができないような人が受診するところだと教わっていましたが、現在では気分が落ち込むからといった理由で受診する方が出てきています。

特に最近驚いているのは、子供の精神科受診率の高さです。早期発見、早期治療の考えで、学校にチェックリストが配られているそうです。もしかしたら、チェックリストに該当した子に学習障害の疑いがあるといった指導がなされ、それを心配した親が受診させているのかもしれません。

普段から他の子に比べて落ちつきがないことを心配していた両親が、チェックリストを手にし、「あなたの子供が落ちつきのないのは病気のせいです。治療が必要です」と言われれば、親としては積極的に病院を受診させ、一生懸命薬を飲ませて治療しようと思うのは普通の心理だと思います。ただ、その「落ち着きのなさ」は子供の個性の範疇である可能性もあります。もしくは教育(しつけ)で解決できるレベルのものかもしれません。

成人した人が自分の意志で精神科を受診し、薬の影響で何かしらの健康被害が出たとしても自己責任ということができますが、子供の場合は親の意思での受診のため薬で健康被害が出た場合は、自己責任として扱っていいのか疑問が残ります。子供にADHDの治療として出される薬は覚せい剤と似たような作用を起こすものもあります。

一度精神科を受診すると、薬が増えていくのが一般的です。薬を飲んだことによって起きた副作用に対して薬が出され、またその薬を飲んだことによって副作用が出て、それを抑えるためにまた薬といったケースでどんどん薬が増えて行ってしまったといったケースです。

この本はかなり言い切っている本ですので、すべてのケースでこの本通りではないにしても、大体のケースはこの本に書いてあるケースではないかと思いました。

学校でのいじめが原因で、精神的に悩んでしまった場合、精神科を受診して薬を飲んでまで学校に行く必要はないと私は考えています。精神科の薬の副作用に自殺があるからです。自殺のリスクと学校に行かないリスクでは学校に行かないほうがましです。

精神科を受診したほうがいいか、しないほうがいいのかは結局のところはケースバイケースです。受診するかしないか迷ったら、この精神的落ち込みは社会的な問題が原因で、それが取り除かれれば治るものなのか。しつけや教育、成長と共に治っていくものではないかといったことを考えてほしいです。

しかし、精神的理由で体がおかしくなった場合は、しっかり受診することが必要です。吐き気やめまい、頭痛が出てきた場合は、心療内科を受診してください。

精神的理由で精神がおかしくなった場合(みんなが自分を殺そうとしている、変な声が聞こえるなど)が精神科。精神的理由で体がおかしくなった場合(吐き気、胃痛、めまいなど)は心療内科を受診してみてください。

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