サバの味噌煮 薬膳的考察

奥様に産後の疲れ、子育ての疲れがでていると相談を受け色々調べてみました。

今回はサバがについて調べてきました。秋はサバに脂がのるのでサバがおいしくなる季節です。

サバは中医学的には、胃、文献により肺、文献により心・腎、甘、平性の性質です。臓腑に関しては文献によってまちまちですが、確実なのは経絡としては胃に作用し、体を冷めることも温めることもせずに、味としては甘い。基本的に甘い味のあるものは気を高める(元気にする)作用があるので補気作用があります。

簡単に言うと胃が弱ったことによって、消化吸収能力がダウンして、栄養を吸収する能力が落ちた状態に食べると良い食材といえます。

潤す作用があるので秋に起きやすい空咳にも効果がありそうです。

サバの生き腐れという言葉がある通り、サバは痛みの早い食材です。サバはたんぱく質の元であるアミノ酸の一種、ヒスチジンを多く含んでいます。ヒスチジンは細菌によって代謝されるとヒスタミンになります。ヒスタミンはアレルギー物質の一つなので、少し古いサバを食べるとヒスタミンが体内に吸収されてアレルギー症状を人によって発症させることがあります。

鮮度の良いサバはお腹に金色の筋が入っているので、金色の筋の入ったものを選ぶとよさそうです。

今回はサバの味噌煮をお作ってみました。

サバの味噌煮のレシピを色々研究してみると、しょうがが入ってます。ものによっては長ネギもレシピに入っているものもありました。

サバの臭みをとる意味合いもあると思いますが、サバは陽虚(体を温める機能が低下した人)との相性が悪いそうです。

ショウガ、長ネギは体を温める作用があるので陽虚の方は積極的に摂取したほうがいい食材です。

サバ味噌煮の時は味噌を入れた後にしっかり煮込んだほうが臭みが取れていいです。また酢を少し加えるとうま味が増すとのことです。

薬膳の基本は平性に近づけることですから、料理としてみた時に全体として平性に近づいて美味しかったものがレシピとして残っていったのかもしれません。

自分の体質と相談しながら食材を抜いたり足したりしていくことがいいみたいです。

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