大蒜(にんにく)について

スタミナ食材として有名なニンニクを薬膳的に考察していきたいと思います。

ニンニクは薬膳的な性質は温性で経絡では肺、脾胃に属します。味は辛です。

身体を温めるので寒気のある風邪の時に食べると良い食品です。しかし、喉の赤い、痛いときには使用を控えたほうがいいです。

お腹が冷えた時に下痢の下痢にも効果的です。

生のニンニクに多く含まれるアリシンはビタミンB1の吸収を高めてエネルギーを作りやすくし、アリシンを加熱するとアホエンに変換され血流を改善してくれます。

体質的には肝陽亢盛(熱がこもっている)、陰虚(体の水分が少ない)人は熱がこもってしまうため控えたほうがいいです。

食べると、痰が出やすくなる、目やにが出る人は控えたほうがいいです。

ニンニクの辛味の成分は精子生成に不利のため若い男性は食べすぎないほうがいいと記載されています。しかし、栄養学の本には精がつくため積極的に食べましょと記載されているものもあるため、科学的根拠は不明です。

相性が悪い食材は、補薬となるもの(はちみつ、漢方薬では補中益気湯、とりにく、牡丹皮)と記載されています。はちみつは補う食材なので納得できますが、鶏肉は相性が悪いに分類されている理由はわかりませんでした。

最近はスタミナ丼としてニンニクと豚肉が一緒にあるレシピを多く見るようになりましたが、薬膳関係の本ですと、豚肉というより緑黄食野菜(ブロッコリー、枝豆)と一緒になっているレシピを多く見かけました。

古い文献には生魚と一緒に食べると気を損なうと記載されています。刺身の薬味にニンニクが使われないのはそういった理由があるからかもしれません。

ニンニク、ショウガ共に温性ですが、刺身にはショウガが薬味に使われることが多いです。(味の問題あるかもしれませんが)

疲れがあって、寒さを自覚している時にはおすすめの食材ですが、イライラして熱っぽい時は控えたほうがいい食材です。

風邪が流行ってくる季節です。寒気のある時は長ネギの白いところとニンニク、ショウガでスープを作って飲むと良いです。

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