大根を薬膳的に考察してみた

春の七草でもある大根を薬膳的に調べてみました。七草に選ばれるだけあって、

伝統医学的にも現代の栄養学的にも胃にいいそうです。

性質としては脾胃、肺で味は辛、加熱すると甘です。寒熱は涼になっていますが、文献によっては温と分類されている時もあります。

個人的には生のものは涼性で(体を冷やす)で火を通したものは温性のような気がします。

東洋医学的には寒けがある風邪の改善、胃腸の動きを整える、体内の毒素を分解したり痰の出を良くし、消化を助けるとあります。

栄養学的にはブドウ球菌や真菌に対しての抗菌作用があり食中毒に効果あると記載されています。デンプン分解酵素であるジアスターゼ、タンパク分解酵素であるステアーゼ、オキシダーゼ、カタラーゼやビタミンCが多く含まれており、健胃作用は二日酔いを改善してくれます。

大根の辛味はシニグリンが分解されたイソ流化シアンアリルからきています。イソ流化シアンアリルが胃酸の分泌を高め、消化を助け、お通じをよくします。

オキシダーゼは焦げた魚によくできる発がん物質であるベンツピレンを分解するため胃がんを防止してくれます。焼きサンマを食べるときは多めに大根おろしを一緒に取ると良いそうです。

子供のころ風邪を引いて咳が出た時に大根のおろし汁にはちみつと黒砂糖を入れたものを祖母が飲ませてくれました。このレシピは薬膳の本にも記載されていたのでお勧めです。(1歳未満の子供にはちみつを与えるのは禁忌です。1歳未満の子には全体与えないでください)

他のものとしては大根を輪切りにして適当に切った白ネギ1本をお湯にいれて少し煮て飲むとあるので、大根と白ネギの味噌汁でも効果は出ると思います。

酵素は熱に弱く、すぐに分解されてしまうので大根おろしを食べる際はおろしてからすぐに食べるほうがいいです。

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