たまねぎを薬膳的に考察してみた

たまねぎは温の性質で経絡では肺・胃・肝で味は辛。東洋医学的には体を温めて胃腸を強化したり、気の巡りを解消してくれます。

現代の栄養学的には、血栓溶解、コレステロール降下、血圧や血糖値を下げたり抗菌作用があることがわかりました。

体質的には体を温めたり、気を昇らせる作用があります。そのため、生で食べると軽く発汗するぐらい体を温めたり、皮膚から老廃物を出すことによって美肌効果があります。体を温める性質から、陰虚や肝陽亢盛の方は体に熱が溜まってしまうので食べ過ぎるのは良くないです。

たまねぎはニラ、ニンニク、ネギと同じアルウム属の野菜です。そのため、ニンニクと同じように滋養強壮のある栄養素が含まれています。古代のエジプトではピラミットの建設に従事した奴隷にニンニクとたまねぎを食べさせて作業効率を上げたそうです。

生のたまねぎを輪切りにして枕元に置くと安眠作用があります。香りにそういった作用があるとのことです。

イギリスでは台所や病室にたまねぎを置いて疫病よけのお守りにする習慣があるそうです。たまねぎの香気(硫化アリル)には殺菌作用があるので現代科学的にも疫病除けは理にかなっています。

火を通すときは最後に入れるのがいいそうです。そうすることで熱による栄養素の分解を減らすことができます。

たまねぎは東洋医学的というよりも現代栄養学的に利用方法がよくわかってきています。生活習慣病の予防と滋養強壮によく、体に熱がある方はあまり食べないほうがいい食材といえます。

身体に熱がある体質の簡単な見分け方としては自動販売機でジュースを買うイメージをしてみて、温かい飲み物を購入しようとした人は体が冷えている、逆にコールド商品を購入しようとした人は体に熱がこもっていると判断できます。

身体が冷えていると感じて人はたまねぎで、ポトフやシチュー、カレーなどを作って食べてみてください。体が温まります。

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