ジャガイモについて薬膳的に考察してみた

ジャガイモは寒の性質で、味は甘・辛。脾胃・腎が経絡になっています。

ジャガイモは寒性なので冷えのある人は食べ過ぎてはいけません。完全に火を通したジャガイモは胃腸を丈夫にしてくれます。食べ過ぎるとガスが発生してお腹があるので注意が必要です。

東洋医学的には健脾益気(胃腸を丈夫にして気を強める)作用があると記載されています。

ジャガイモはアルカリ性の野菜で体の酸化を防いでくれます。青い新芽にはソラニンという下痢や嘔吐を引き起こす毒が含まれており、新芽を取り除かなければいけません。ソラニンは少量でしたら胃腸の痙攣を抑え、胃酸の分泌を抑える作用があります。ジャガイモの黒焼きは胃潰瘍は十二指腸潰瘍によいと家庭療法では広まっています。

ジャガイモは低温に弱いので、冷蔵庫ではなく室温で、またリンゴと一緒に保管するとよいです。リンゴが発するエチレンのおかげでジャガイモの目が出にくくなるからです。

アイルランドではリウマチや坐骨神経痛除けのまじないとして、ジャガイモをポケットに入れて持ち歩く習慣があるとのことです。日本ではジャガイモの生汁と小麦粉と酢を混ぜてシップすると打ち身や関節炎に有効であるという民間療法が伝わています。血液の流れを良くするからとのことです。

現代の栄養学ではパントテン酸が消化の促進や肉の解毒をしてくれるのがわかりました。そのため、肉料理の付け合わせにジャガイモは最適な組み合わせになっています。ビタミンCが豊富なので美容にもいいです。

カリウムが多いので腎臓が弱っていて尿が少ない方は食べ過ぎるとよくないですが、高血圧の方には効果的です。

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