きくらげを薬膳的に考察してみた

日本料理にはあまり登場しませんが、きくらげは中華料理にはよく登場する食材です。

寒熱でいえば平とありますが、おそらく涼。味は甘です。四季をとして旬として味あえます。生のきくらげは皮膚にかゆみを起こす成分が入っているので食べてはいけません。干すことでかゆみを起こす成分であるポリフィリン化合物は失活するので干したものは安全に食べれます。

薬膳的には血液の流れを良くし、体の熱を冷ます作用や痔の改善があります。

現代の栄養学では、抗がん作用、抗菌作用、きくらげに含まれているアデノシンが血液をサラサラにして、中性脂肪を下げ、血液を綺麗にする作用があることが分かりました。

シュウ酸が多いほうれん草や食物繊維が多いごぼうと一緒に食べるとカルシウムの吸収が低くなるので避けたほうがいいです。

きくらげはカルシウムを多く含んでいるので、一部の抗生剤(ニューキノロン系でよく処方されるのはレボフロキサシン)の吸入を阻害してしまうので、医師から抗生剤を処方され、薬局でカルシウムの多いものは同時にはとらないでくださいと言われた場合は、薬と同時にはとらないほうがいいです。

また、きくらげは多くの種類のビタミンを含んでいます。そのため、総合のビタミン剤のサプリメントと一緒に取らないほうがいいです。きくらげには合成されたビタミンを破壊する成分も含んでいるのでその点でも避けたほうがいいです。水溶性のビタミンは体には残りずらいですが、複合ビタミンのサプリメントを過剰に摂取すると動脈硬化を起こしやすいという報告があります。

食べるおすすめのタイミングとしては産後の悪露を出す期間(血液の流れを良くするため)、こむら返りを起こしやすい時に食べると良いです。6月や秋ごろの明け方にこむら返りが起こる方は血虚(血液が足りていない状態)のことが多いです。(もしくは明け方で冷えてしまったから)。病院に行くと芍薬甘草湯をもうらうかもしれません。

書物では「平」とありますが色々な書籍に「血液の流れを良くし、体の熱をとると記載されているので、冷えを感じている方は温性の食材を一緒に取ると良いです。

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