大麦を薬膳的に考察してみた

大麦を色々書籍で調べてみましたが、書籍によっていろいろ書いてあることがバラバラで矛盾している箇所が多かったです。大麦は苗や発芽した時、発芽していないもので薬効が変わるために、書籍によって大麦のとらえ方が違ったので、薬効などが違う記載が見られたのだと思います。

大麦は発芽していないときは微温性、発芽したものを麦芽といい平性、苗は青汁の原料になっていることが多く、涼性です。

麦芽は漢方薬にもなっているので薬効や性質はしっかりしています。

大麦と小麦ですが、現代では小麦の方がよく利用されていると思いますが、パン食が広まる少し前までは大麦のほうが日本でよく利用されていました。

大麦と小麦の利用ですが、粒の大きさからそういった区別されたわけではなく、利用価値で名前が決められたそうです。よく使われるから「大」、あまり使われないから「小」とつけられたそうです。ちなみに小麦と大麦んお大きさは同じぐらいです。

大麦は多くの体質の方に利用できますが、消化が少し悪いので老人や子供、胃が極度に弱まっている時はとらないほうがいいです。

苗は基本的に青汁として利用されています。味は涼性で体に熱がこもっている高血圧の人にお勧めです。普段から肉食の人は体に熱がこもっている方が多いのでお勧めです。野菜の代わりに飲むイメージで青汁を飲むといった感じで大丈夫です。

発芽した大麦(麦芽)は漢方薬としても利用されているため多少使い方に注意が必要です。胃腸強化で消化の促進や便通改善、生で摂取すると母乳の出を良くしますが炒めると乳の出を悪くするそうです。したがって、母乳を出を良くしたい場合は生で、断乳したい場合は炒る必要があります。妊娠を希望する方も炒麦芽を摂取するとプロラクチンのバランスを調節してくれるので妊娠しやすくなるためおすすですが、妊娠が発覚した後はあまり食べないほうがいいです。特にサプリメントになっているものは、一気に大量の有効成分を摂取することになるので食べた時よりもリスクが上がります。

大麦の利用方法は青汁、おかゆとしてご飯に混ぜて炊く、麦茶などがあります。

青汁は簡単に野菜不足対策に。

大麦には利尿作用があるため、膀胱炎でお腹が痛むときにお勧めです。利尿効果で尿の出が良くなって菌を体外に追い出してくれます。寒熱でも体を冷やさないのでお勧めです。

急性の膀胱炎のレシピとしては、大麦100gを水で450mlまで煮て、しょうが汁とはちみつを大さじ一を入れて1日3回に分けて飲むとあります。簡単に作る場合は、麦茶にショウガ汁とはちみつを入れて飲むだけです。

夏の水分摂取に麦茶が適しているのは、飲みすぎても体に害がないからです。紅茶や緑茶のようにカフェインがないし、Kが多く体を冷やす作用があるためです。(先ほど大麦は微温と記載しましたが、麦茶の項目では涼性と記載されているものが多いです。基本的に利尿作用があるものは寒熱でいえば、寒のもが多いです。尿と一緒に余分の熱が体外に出ていくので、利尿と寒性はセットになっていることが多いです。)

大麦ですが、書籍によって記載がバラバラなので、食べてみておいしいと感じるようでしたら今の体質に合っている証拠なので、食べて違和感があったらやめてください。

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