牡蠣を薬膳的に考察してみた

牡蠣は殻と肉の部分で薬効が異なります。殻は漢方では牡蛎と呼ばれています。

殻は寒熱でいえば涼、味は鹹。肉は温で甘です。

書籍によっては殻の部分と肉の部分の薬効が混ぜて記載されているものがあるので注意が必要です。

一般的には殻付きの牡蠣がスーパーで出回ることは少ないので殻を調理する機会は少ないかもしれません。(冬のシーズンの時にたまに見かけますが)

牡蠣の肉は海のミルクと呼ばれるぐらい栄養豊富です。漢方的には血行を良くするので月経痛などに、肌をきれいにする作用があるため女性向けの食べ物です。

牡蠣の肉から抽出された成分に肝機能を回復する作用があると論文が出ています。

痔のある方は痔を悪化させることがあるので痔持ちの方は食べ過ぎないほうが良いです。

牡蠣には各種ミネラルが豊富に含まれていますが、有名どころでは亜鉛です。

亜鉛が不足すると、肌が荒れたり、脱毛や風邪になりやすくなります。爪に白いものが出ている時は亜鉛不足の可能性が高いです。

亜鉛不足だと思いサプリメントで亜鉛をとるときは注意が必要です。指示された量をきちんと守り必要があります。指示された量以上を一気にまとめてとっても症状は改善しませんし、過剰症が起きやすいのでサプリメントの一気摂取は絶対にしないでください。

古典には麻黄、辛夷(シンイ)、ゴシュユという生薬と相性が悪いと記載されています。どれもよく使われる漢方薬に含まれているので注意が必要です。

牡蠣を調理するときは大根おろしの汁か濃い塩水でさっと洗ってください。物にもよりますが割と汚れていることが多いです。

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