コショウを薬膳的に考察してみた

コショウは紀元前126年チョウケンが中国に西域から持ち帰って広がっていきました。辛い味のすきな四川料理に使われるようになりました。

コショウは黒コショウと白コショウ二種類あり黒コショウの方が精油の量が多いとされています。黒コショウは未熟な果実を収穫し、数日間山積みにして発酵させた後に乾燥させ、果皮にしわが寄って黒色に変化したものです。したがって物は同じです。

コショウは寒熱でいえば熱。味は辛い。とても体を温める作用が強いです。

漢方的には胃腸を温めて冷えを改善させたり、気を巡らして痰を除去するときに使用します。お腹が冷えて下痢をしている時に、痰がでて冷えのある風邪の時に使用します。

身体を温める作用があるので陽虚(冷え)のある時は有効ですが、熱っぽい時には使用しないほうがいいです。また、体が乾いている時も使用しないほうが良いです。

風邪の時に使用するときは注意が必要です。寒気があり、喉の渇きがない時は使用できますが、熱があって脱水傾向の時に使用はしないほうが良いです。一般的に風邪の初期は寒気が出ることが多く、長期になってくると体内に熱がこもっている時が多いです。そのため、初期の風邪には使用しやすいが、風邪が長引いたときはあまり使用しないほうがよさそうです。

家庭療法では、粘り気のない痰が多く、口の渇きのない寒気を伴う風邪に、白コショウ2g、米酢50mlをお湯で割って1日2.3回飲む方法が紹介されています。

現代の研究から心拍に影響させずに血圧をあげる作用、回虫を駆除する作用が認められています。

コショウは少量だと胃腸を活性化するのでいいですが大量に摂取すると胃腸の粘膜が充血して胃の働きがわるくなるので、かけすぎには注意してください。

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